全国自治体初の韓国語教育

「市立中学校で中・韓国語教育」「京丹後市が特区申請へ」との見出し(東京新聞4日夕刊)。


京都府京丹後市が市立中学校で2005年度から中国語と韓国語を教える構造改革特区を国に申請する方針を決めたとのこと。
韓国語の授業導入は全国の自治体で初めてだそうで、もしこれが実現されれば画期的なことだ。丹後半島が韓国に近い(?)ということもあって、狙いは韓国と国際交流ができる人材を育成することにあるという。
ただし英語も第一外国語として学習するというから、中学生が忙しくなりそう。高校・大学受験ということを考えると、韓国語をやる暇があるのだろうか。ちょっと罪作りな気がしないでもない。
でも、その反面、日本人として韓国語は是非とも学ぶべきだとも思うし、京丹後市の考え方には賛成したい。英語は重要だが、韓国語もまた重要である。大体がお隣の国の言葉がわからないのは変だ。頭の柔らかい中学生なら、ハングルはすぐに習得できるだろう。
頭の堅い大人になってしまうと、あの丸とか棒の仕組みが複雑に感じられ、発音も覚えるのに一苦労する。
地方から国への発信という意味でも、京丹後市を応援したくなった。
ちなみに京丹後市は今年の4月に丹後半島の6町が合併してできた市である。


京丹後市役所HP
  http://www.city.kyotango.kyoto.jp/tango/appmanager/kyotango/citizen