中絶胎児不法遺棄疑惑

もし真実であれば、ちょっとこれはひどすぎる。

単なるゴミの不法投棄とか、産廃の不法処理とかのレベルの問題ではない。

中絶した胎児は12週を境界にどう処理すべきかは「廃棄物処理法」で定められていることは、今回の報道で初めて知ったことだが、それを関係なく一般のゴミとして廃棄していたとうのは信じられない。そしてこの産婦人科横浜市中区伊勢佐木町)では、12週以上の胎児(!)でも手足を切断して捨てていたとの疑惑があるという。

うわあ。映画「OUT」を彷彿とさせるが、まさかこんなことが胎児に対して実際に行なわれているとしたら、もう世の中異常な事態になっているとしか言いようがない。

佐世保の小学生殺害にしてもそうだが、もうショッキングをショッキングとも思わない、大人も子供もそういう感覚に支配されてしまう世の中になってしまったのか。あまりにも人間という生物が軽くみられているような気がする。それともこういう世の中が正常なのだろうか。

問題の産婦人科には、また不正な診療が行なわれていたとも新しいニュースがあった。胎児を一般ゴミとみなす感覚なら、それぐらいのことはやるかもしれない。


 ※中絶胎児  

   12週未満・・・感染性廃棄物(血液や注射針など)として許可業者を通し焼却 ← 廃棄物処理
   12週以上・・・「死体」として埋葬 ← 墓地埋葬法