将来への不安

厚労省の障害者部会が「今後の障害保健福祉施策について(中間的な取りまとめ)」(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/06/s0625-9c.html)を7月6日に第14回資料としてHPにUPさせている。

件の介護保険と障害者福祉を統合させるという話について若干掲載されているが、どうもこれだけだと正直よくわからない。いろいろなことが議論されたらしいけれども、何一つ有効な判断材料となるものがないので、意見は言うことはできない。中間とあるから、今後に煮詰まっていくのだろうが、どうも気になって仕方が無い。

ただ、ここで言えることは一つ。6月27日の日記にも書いたが、はっきり言って、この二つは趣旨も目的も違う。財源において苦しいのなら、それはそれで気持ちとしてわかるが、あまりにも財源論にこだわると、理念がなくなるような気がするのだ。

まあ、理念だけでは物事は前に進まないのもわかるけれど・・・

話は少し違うが、日本は現在諸外国と比べると猛烈なスピードで高齢化社会に入っているという。それを考えると統合も一つの手かなとは思うが、それにしても自国が深刻な状態のときにアメリカに追随している場合ではないでしょう、ねぇ、。向こうは高齢化社会ではないのだから、派手に使える金は持っているのだということを念頭におかないと大変なことになるよ。