ついにここまで・・・

厚労省の障害者部会が介護保険と障害者福祉を統合させる、とか。

この発表を目にして、ちょっと驚いた。

この二つの制度は趣旨も目的も全然違う。それに財源の観点からしても、介護保険は利用者負担であり、障害者福祉は税金のはずである。

統合させてどうするのだろうと疑問に思った。

「支援費制度」は障害者福祉の一部であり、なるほど確かにこれは介護保険と同じようなサービスが受けられ、利用者負担である、とされている。

でも、この場合の利用者負担は一部であり、税金からも支払われる。

よくよく文章を追うと、「支援費制度」に財源不足があるらしい。つまり税金の支出が大きくて、とてもこの制度は維持できないということか。利用者の立場からすれば、その負担を大きくされるのは気分の良いものではないだろうから、ことは深刻な問題だろう。

対策として、統合により「若年者も介護のサービス対象になれば、保険加入年齢も現行の40歳から20歳へ引き下げが検討される」とのこと。

ん?よくわからん。

要するに介護保険と障害者福祉を一元化させて、はい、20歳以上は金(税金?保険料?)を払いなさいよ、ということだろうか。

なんと強引なやり方!と思うが詳細は不明。

引き続きこの課題は自分のためにも注意して追ってゆきたい。